目次

  1. 起動
  2. .moni ファイルフォーマット

起動

>python -m monimoni (監視するディレクトリ)

monimoni は監視するディレクトリ内に .moni ファイルが作成されると、その中で記述されている内容に従って様々な監視処理をおこないます。

monimoni 自体も monimoni の監視機構を使用して動作しており、DirectoryHandler を使用してディレクトリの監視をおこなっています。

.moni ファイルフォーマット

.moni ファイルは JSON 形式で記述されています。必須な項目は handler で、これで指定したモジュールを使用して監視がはじまります。 それ以外にも指定したハンドラのための引数を記述することができます。

以下の例で解説します。

   1 {
   2     "handler": "monimoni.Handlers.PrintHandler",
   3     "files": [
   4         "c:\\temp\\test\\test1.txt",
   5         "c:\\temp\\test\\test2.txt"
   6     ],
   7     "moniPath": "c:\\temp\\moni\\print.moni"
   8 }

handler で monimoni.Handlers.PrintHandler を指定しています。

それ以外の files, moniPath は monimoni.Handlers.PrintHandler が使用するパラメータです。

このファイルを monimoni の監視ディレクトリ(たとえば c:\temp\moni) に c:\temp\moni\print.moni に置くと、c:\temp\test\test1.txt と c:\temp\test\test2.txt の二つのファイルが作成されるまで監視を続け、全てのファイルが揃ったらファイル名を表示して c:\temp\moni\print.moni を削除し、監視を終了します。

files で指定されたファイルの監視とファイル名の表示、moniPath で指定されたファイルの削除が monimoni.Handlers.PrintHandler の機能です。