目次

  1. 概要
  2. 設定
    1. virtualenv の設定
    2. 使用する virtualenv の指定
    3. 使用するパッケージの設定
  3. 使用

概要

プロジェクトやアプリケーションで使用する Python 環境は virtualenv 内に作成され、本体の Python 環境に対して変更を加えないようになっています。これにより、同じバージョンのアプリケーションでもプロジェクト毎に使用するツールの構成を変えることができます。

本ページでは virtualenv に関する詳細内容を説明します。

設定

virtualenv を使用するための設定について解説します。

virtualenv の設定

最初に、使用する virtualenv を作成します。virtualenv の設定はランチャーを Admin モードで立ち上げることでできます。 作成方法は virtualenv の新規作成を参照してください。

使用する virtualenv の指定

virtualenv を作成したらそれを使用する設定をおこないます。この設定は project.xml 中でおこないます。

virsion ブロックの中に virtualenv という項目名で使用する virtualenv 名を指定します。下記の例の場合、maya2015 では Maya2015 という名前の virtualenv を使用するという意味です。

   1 <maya defaultVersion="2017" defaultArch="amd64">
   2 (中略)
   3         <version version="2015" arch="amd64" os="win">
   4                 <virtualenv name="Maya2015" />
   5 (以下略)

project.xml の version の中に記述するので、アプリケーションのバージョン毎に指定することになります。

ここで指定した内容がランチャーを Admin モードで起動したときのvirtualenv の選択でデフォルトで選択されるものになります。

使用するパッケージの設定

virtualenv 中で使用するパッケージはランチャーの Admin モードで管理します。詳しくはパッケージ管理を参考にしてください。

使用

ランチャーでアプリケーションを立ち上げる時に virtualenv 環境の構築やパッケージのインストールがおこなわれます。

環境構築やインストールは必要なときのみ行われるため、通常はここで時間を取られることはありません。 この処理が走るのは

です。