目次
概要
JCGS Tools を使用する際に設定する JCGS.xml はランチャーが読み込んで使用します。ここでは JCGS. xml の詳細を解説します。
全体像
JCGS.xml は以下のような内容になっています
1 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
2
3 <JCGSLibInfo>
4 <!--
5 %JCGSTOOLROOT% は virtualenvRoot を元に生成するため、
6 ここはフルパスで指定する必要がある
7 -->
8 <virtualenvRoot path="C:\JCGS\JCGSEnv" />
9
10 <!--
11 指定しない場合、ランチャーからの相対位置で計算される。
12 指定する場合は環境変数を使用しないフルパスで指定する
13 -->
14 <!-- JCGSVer path="C:\JCGS\JCGS" / -->
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16 <!-- 下にあるものが優先 -->
17 <virtualenvConfigs>
18 <virtualenvConfig path="%JCGSTOOLDIR%\virtualenv" />
19 </virtualenvConfigs>
20
21 <projectRoots>
22 <projectRoot append="%JCGSTOOLDIR%\JCGSProject" />
23 </projectRoots>
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25 <envBuilder>
26 <!-- リポジトリ -->
27 <repository url="sftp://user@repo.server.url" hostkey="ssh-rsa 2048 XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX" privatekey="P:\ath\to\private.key" />
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29 <!-- 実行ファイルのアーカイブ置き場 -->
30 <installSrc path="C:\JCGS\7z" />
31
32 <!-- Python のパッケージファイル置き場 -->
33 <packageSrc path="C:\JCGS\wheelhouse" />
34 </envBuilder>
35 </JCGSLibInfo>
詳細内容
virtualenvRoot
virtualenv の仮想環境を作る場所を指定します。ファイルサーバー上の共有フォルダを指定すれば仮想環境が全てのユーザーで共有されます。 ローカルのパスを指定すると、各マシン毎に仮想環境が作成されます。
このパスは環境変数等を使用することができないため、フルパスで指定する必要があります。
JCGSVer
使用する JCGSTools へのパスを指定します。通常はランチャーのある場所と同じなので、指定する必要はありません。 指定する場合、このパスは環境変数等を使用することができないため、フルパスで指定する必要があります。
virtualenvConfigs
virtualenv 毎に使用するパッケージリストを格納するディレクトリへのパスを指定します。 virtualenvConfig は複数指定することができます。
projectRoots
プロジェクト情報の格納場所を指定します。プロジェクトの設定情報は projectRoot/projectName/conf 以下に格納されます。 projectRoot は複数指定することができます。
envBuilder
1 <envBuilder>
2 <!-- リポジトリ -->
3 <repository url="sftp://user@repo.server.url" hostkey="ssh-rsa 2048 XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX" privatekey="P:\ath\to\private.key" />
4
5 <!-- 実行ファイルのアーカイブ置き場 -->
6 <installSrc path="%JCGSTOOLDIR%\7z" />
7
8 <!-- Python のパッケージファイル置き場 -->
9 <packageSrc path="%JCGSTOOLDIR%\wheelhouse" />
10 </envBuilder>
repository
プログラムを取得するサーバーの情報を指定します。syncRepo を実行すると、ここの情報を元にファイルのダウンロードをおこないます。
installSrc
実行ファイルをアーカイブした .7z ファイルの置き場を指定します。ここにあるファイルは virtualenvRoot\bin 以下に展開されます。
packageSrc
Python のパッケージファイルの置き場を指定します。アプリケーション起動時、ここにあるパッケージを virtualenv 環境にインストールします。